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  • 2011.04.22 Friday
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あのとき奪いに行くことができなかった

今も思い出すと胸が苦しくなります。
当時私が付き合っていた彼女は私より年上でした。私が初めて年上と付き合ったのが彼女でしたし、年上ということで私は気楽に付き合っていました。
しかし彼女は結婚適齢期も過ぎ、結婚に焦っていました。そのことは私も知っていましたが、私はまだ若く、遊びたかったこともあり、仕事も順調だっただけに結婚して家庭を持つなんて考えられませんでした。しかし彼女のことは好きでした。
ある日突然彼女から別れを告げられました。
親の勧めでお見合いをしていて、その人と結婚を前提に付き合うということでした。私は納得できませんでした。だから毎晩会って、話し合いをしました。彼女も揺れていました。結婚を取るか、私を取るかで。
でもある日私のアパートに彼女の母親が彼女を連れて乗り込んできました。
「もううちの娘をたぶらかすことは止めて欲しい。娘はもう結婚するから付きまとわないで欲しい。」
いきなりそんなことを言われました。
私は私の気持ちを伝えましたが、分かってもらうことはできませんでした。
今考えると当然ですが、あのときの私には結婚にこだわる理由が理解できなかったのです。
次の日彼女からメールがきて、もう会うことができないことを告げられました。
私は不眠症になりました。

いつか見返せばいい。そんな気持ちで私は仕事に没頭しました。進んで残業し、考える時間を少なくしました。
半年程たった頃、偶然彼女と再会しました。友人たちとグループで遊びに行った際に、彼女も参加していたのです。
本当に久しぶりでしたが、ごく普通に話すことができました。
「結婚は決まったのか?」
そう私は恐る恐る聞きましたが、はっきり決まっていないようでした。

それから数日後、彼女から連絡がありました。
3日後の昼に見合いの相手が正式に挨拶に家に来るとのことでした。これで結婚が決まってしまう、そういった話でした。
私は胸が締め付けられる思いでしたが、何故それをわざわざ私に連絡してきたのか理解できませんでした。
すると彼女から、思いも寄らない言葉がでました。
「もし私が本当に好きなら、その日その場に来て、うちの両親を説得して欲しい」

私は悩みました。何故今更になってそんなことを言い出したのか?別れを切り出したのはむこうじゃないか。
そして3日間何もせず悩みました。たまたま仕事も連休であったので、苦しいくらいに悩みました。
彼女のことは好きだ。しかし今結婚は考えられない。だがそれでは相手の両親は納得しない。
いっそ死んでしまおうかと思うくらい悩みました。

そしてついに3日後の正午を時計の針が指した瞬間、私の目から涙が零れ落ちました。
私は行くことができなかった。
自分の情けなさと彼女への想いとが交互に襲ってきました。
「これで終わった・・・・」
どれくらい泣いたでしょう。気が付いたときは外は真っ暗くなっていました。

その後彼女がどうなったのか私は知りません。知ろうとしなかったというのが正解でしょう。結婚したという話は聞いていません。
ですがその後彼女と会うことも連絡がくることもありませんでした。

今の自分だったらきっと違う選択ができたと思いますが、あのときの煮え切らない自分を思い出すと、腹立たしさと苦しさが湧いてきます。
今も彼女のことは忘れることができません。ボーっとしたとき、いつもふと彼女のことを思い出します。きっと今も好きなのかもしれません。

涙なしには語れない(T_T)あの人との別れ話 - [LogStar] ログスター|ブログをカッコよく、アフィリエイトでお小遣い

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